第6戦 1-1 レポート

KINAN AACA CUP6

KINAN Cycling Teamがワンツーフィニッシュ

阿曽圭佑がいなべ市梅林公園で2度目の優勝

KINAN AACA CUP20176 1-1クラス

2km×23周回 46km

東海地方で毎月開催されるロードレース「KINAN AACA CUP」の2017年シリーズの第6戦は 618日、三重県いなべ市の農業公園梅林公園の特設コースで行われた。トップの選手の集まる 1-1 クラス(2km×23周回、46km)は終始レースをコントロールしたKINAN Cycling Teamの山本元喜選手と阿曽圭佑選手が最後は手を取り合ってゴール。先着した阿曽圭佑選手(KINAN Cycling Team)が優勝した。

6戦は普段行われている岐阜県海津市の長良川サービスセンターから場所を変え、三重県いなべ市、農業公園梅林公園での開催となった。ホストを務めるKINAN Cycling Teamからは前述の2名の参加、その他に東海地区だけでなく関東、関西のトップアマチュアライダーが多く集まり観客を湧かせた。

最初の周回完了時に与えられるBUCYO COFFEEファーストラップ賞は山本元喜選手が獲得。単独でしばらく逃げ続けるも、序盤ということもあり大きなメイン集団に飲み込まれる。

この後も、登りと下りの連続するハードなコースが選手達を苦しめ、短いアップダウンのインターバルに回復が追いつかず、耐えられない選手が一人、また一人と集団から遅れていく厳しい展開となった。

しばらくの間、逃げ続ける山本と後続のメイン集団の構図が続く中、チームユーラシアIRCタイヤの吉岡拓也や中京大の川嶋祐輔らがそれぞれ単独で山本に合流するシーンも見られたが、山本のペースについていくことができず、遅れてメイン集団に吸収される。

その後、レースが動いたのは後半に入ってからとなった。阿曽が単独で山本に追いつくと、逃げるKINAN Cycling Team2名は追走するメイン集団に追いつかれることなく、ゴールラインまで駆け抜けた。

最後は地元三重県出身の阿曽に山本がゴールを譲る形でワンツーフィニッシュを飾った。

日本のプロのレースシーンでおなじみの選手たちが多く集まるこのシリーズ戦もすでに6戦を消化し、いよいよ見て楽しめるレースイベントへと成長してきた感がある。次戦も若手の積極的なチャレンジに期待したい。

レース会場内には各スポンサーブースも設置。参加者はヨネックス株式会社様のバイク試乗会やウィンクレル株式会社様のブースではNorthwaveシューズの試し履きが出来るうえにWAKO'S(株式会社和光ケミカル)様のブースでは チェーン汚れや、自転車とオイルの関係について、「アスリチューン」の株式会社隼様のブースではレース前後のエネルギー補給についてアドバイスが受けられた。また、東海地域ではお馴染みとなったBUCYO COFFEE/CLTコラボブースさんでは人気の小倉カイザー、冷やしカレーうどんなど様々な補給が受けられ、参加者の空腹を満たした。

7戦は78()に、新たな会場として愛知県新城市の鬼久保ふれあい広場周辺の一般公道を使用した特設コースでの開催を予定している。    

2017 KINAN AACA カップ第6

1-1   クラス(46km2km × 23周回)結果

1 阿曽圭佑 (KINAN Cycling Team)

2 山本元喜 (KINAN Cycling Team)

3 井手道康 (ネクストリームうどん虹や)

4 川嶋祐輔 (中京大学)

5 南樹生

2017 KINAN COUPE DE AACA ポイントランキング(6戦終了時)

1 トム ボシス(Interpro Cycling Academy) 768

1 野中⻯馬(KINAN Cycling Team) 768

3 雨乞⻯己(KINAN Cycling Team) 544

 

Photo:サイクルジャム